ADHDの過集中は柔道でも良い方に働きました。
息子が保育園の頃に
ウルトラマンを一緒に観ようとしたとき
「ウルトラマンは観たくない。
怪獣さんが可哀想・・・」
(!息子がイジメに合っている。)
そう直感しました。
そんな訳でいじめ対策として武道を習わせたいと考えたのです。
私は若い頃空手をかじっていたのですが
打撃系より組み技系の方が包容力が養われる
という意見を読んだことがあったので
柔道を習わせたのです。
息子は幼な過ぎたためさすがに付き添いが必要と言われ
私も柔道を始めたのです。
その柔道教室は東海大OBの先生が指導をされている所でした。
山下泰裕氏とも一緒に稽古された事があるそうです。
指導員の方々も東海大OBの実業団選手ばかりでした。
県内屈指の猛者集団だったのです。
そこで2年間ほど柔道を習いました。
正確には丸々1年間坐骨神経痛で休んだので
稽古したのは
のべ1年間ほど
です。
白帯実績無しのまま辞める頃には
先生や指導員の誰にも負けなくなっていました。
というか強くなったせいで辞める事にもなってしまったのですが
この年齢この短期間でこれは世界中探しても中々無いことではないかと思います。
余り知られていませんが剣道や合気道や空手と違い
柔道の世界は
忖度がほぼ存在しません。
相手が偉い老人でもか弱い子供でもほとんど手加減しない。
逆に言うと
手加減しなくてもまず大丈夫なように稽古体系が出来ている。
それが柔道という世界です。
純粋に実力の世界なのです。
そこで強くなれたのは
一つはADHDの過集中のおかげだったと思うのです。
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