アドラー心理学VS自己愛性パーソナリティ障害(ナルシスト)32別れへの対処

自己愛性パーソナリティ障害は

ターゲットから自己陶酔的な供給を搾取しきったら

そのターゲットはもう用済みなので

虐待サイクルの第3段階である廃棄に進みます

自分から別れを切り出して来るようです

大抵次の新しいターゲットをゲットしているそうです

ひどい話ですね

自己愛性パーソナリティ障害は共感力の欠如も特徴です

だからそんなひどい事が平気で出来てしまうのでしょう

アドラー心理学で対処するには何が有効でしょうか?

色々考えられますが

1つは課題の分離ですね

やはり少なからず関係があった人から別れを切り出される事はショックな事でしょう

しかし

ターゲットは

(自分に何か悪い点があったから別れを切り出されたんだ。)

などと考える必要は一切ないのです

別れを切り出したのは加害者なのだから

それは加害者側の問題なのです

ターゲットの問題ではありません

横の関係の概念も役に立つかもしれません

相手から先に別れを切り出されたことに敗北感を感じる場合もあるかも知れません

それは勝ち負けの勝負の考えであり縦の関係です

アドラーは縦の関係を否定します

縦の関係には境界を設定して遠ざけた方が良いのです

本能的な幸せを築けるのは縦の関係ではなく横の関係だ

とアドラーは結論付けました

横の関係は対等な関係です

「じゃあね。」

でおしまいです

主体論も役立つかも知れません

(虐待から逃げ出そう。)

と主体的に心に決めていたのなら

ラッキー千載一遇のチャンスです

そのまま遠く離れ縁を切れば良いのです

遠くでコツコツと新たな横の関係を作り始めれば良いのです

・知るレベル

・分かるレベル

・出来るレベル

は全然違うレベルと言えます

アドラー心理学も出来るレベルになってはじめて

自己愛性パーソナリティ障害に対する自己防衛術として使えると言えるでしょう

アドラー心理学を実践出来るレベルになりたい

それには

日々の実践とフィードバックが必要なのではないでしょうか?





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