自己愛性パーソナリティ障害にとっては
脆弱なエゴを守ることが最優先なので
自分のミスは決して認められません
自分がミスをした時やミスが予想される時には
必然的に責任転嫁を迷わず選びます
やがて味を占めると
わざと問題を起こしてターゲットに責任転嫁し
心理操作する取っ掛かりにするようになるようです
アドラー心理学で対処するには何が有効でしょうか?
目的論でしょうか
責任という概念自体が原因論に根差した概念でしょう
いま目の前にあるこの問題という結果を引き起こした原因はどこのどいつだ?
という事だからです
これは帰属エラー(原因を人間に限定してしまうエラー)かも知れませんし
そもそも帰属(結果から原因を探る事)自体が人間の思考のエラーだとも
現在では考えられています。
なんにしろ
責任追及は問題解決の役には立たないというのが目的論かと思います
つまり
責任転嫁など目的論からすると時間の無駄に過ぎません
責任転嫁などその程度のものだと知れば
課題の分離もしやすいのではないでしょうか?
・知るレベル
・分かるレベル
・出来るレベル
は全然違うレベルです
アドラー心理学も出来るレベルになってはじめて
自己愛性パーソナリティ障害に対する自己防衛術として使えると思われます
アドラー心理学を実践出来るレベルになりたい
それには
日々の実践とフィードバックが必要なのではないでしょうか?
コメント