単独でも殺人的に危険なガスライティングは
多くの場合
さらに危険な集団ガスライティングに発展するようです
自己愛性パーソナリティ障害(ナルシスト)は一見魅力的だったりコミュニケーション能力が高く
集団を操作する能力に長けていることが多いのです
実際政治家や起業家などいわゆる成功者に多いと言われています
トランプがメディア上でガスライティングを多用したことで
ガスライティングという言葉が広く認知されました
残念ながらビジネス書的な目線では
自己愛性パーソナリティ障害は長所が多いと言えてしまうのです
ただ
忘れてはならないのは
自己愛性パーソナリティ障害(ナルシスト)は
精神疾患でありしかも
ダークパーソナリティとも呼ばれる極めて危険な人格障害の一種だという事実です
自己愛性パーソナリティ障害は自分の精神的虐待行為に第三者を協力させます
巧妙なバレにくい欺瞞を多用して周囲の人間を虐待に参加させます
自己愛性パーソナリティ障害は一見自信に満ちて見えますが本当は極めて臆病なので
ターゲットを虐待し続ける事を必要とするも
黒幕になりたがるのです
集団ガスライティングの様な虐待に加担してしまう第三者をフライングモンキーと呼びます
心理学で名前がついてしまうほどによくある現象なのです
このため自己愛性パーソナリティ障害は
精神病の伝染病
と言われています
フライングモンキーになってしまう第三者
と
フライングモンキーにならない第三者
を分け隔てるものは何でしょうか?
ジャッジメンタルだそうです
つまり
ジャッジメンタルの持ち主
安易に縦の関係に適応してしまい優越コンプレックスを抱えて他者評価を下して生きている人
が
安易に代理ナルシストになって虐待に加担してしまうのです
余談ですが
ある有名な巨大新興宗教団体は集団ガスライティングを仕事として請け負っているという噂があります
弁護士事務所が公に流している噂なので全くの出鱈目ではない可能性があります
本当ならなかなか厄介ですね
・・・
アドラー心理学で集団ガスライティングに対処するには何が有効でしょうか?
アドラーは縦の関係を否定します
アドラーは横の関係をススメています
現状社会で主流なのは明らかに縦の関係です
その中にあって横の関係を構築するためにも
まず境界の設定をして課題の分離をする必要があるのです
つまり
縦の関係に生きるフライングモンキーの影響など受けようがないほどの
しっかりとした境界の設定をして
自分の課題に誠実に取り組むことで内側を充実させ
隙を無くすわけです
私が修めた空手は武道空手でした
待ち拳と呼ばれるものです
待ち拳の基本は
隙の無い構え
を作り上げることです
アドラー心理学の境界の設定と同じです
そして本来の武道は1対1が前提ではありません
「今時喧嘩で1対1なんてありえねえぞ。」
若い頃100人を超す暴走族のアタマだった私の二人目の空手の師はよく仰られていました
今では警察に表彰されるほど青少年育成に貢献されていますが。
私の空手の二人目の師は
「知るレベルと分かるレベルと出来るレベルは全然違うレベルだぞ。」
とも仰っていました
アドラー心理学も当然
知るレベルでは十分なレベルではありません
アドラー心理学を実践出来るレベルになってはじめて
自己愛性パーソナリティ障害に対する自己防衛術として使えると考えます
アドラー心理学を多くの様々な人達相手に実践出来るレベルになりたい
それには
日々の実践とフィードバックが必要なのではないでしょうか?
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