「こんな所でタバコを吸うなんて!
女将が知ったら凄く怒るわよ。
女将はタバコが大嫌いなんだから!」
空手の本部道場の駐車場に使っているだだっ広い原っぱでのことです
他の道場の方がタバコを吸い終わって地面に捨て踏みにじったのを見た
例の2人組の従姉が
何故かタバコを捨てた本人には言わず
本人がいなくなってから私に言って来ました
女将とはこの空手流派の宗家の奥様の事です
宗家はこの流派の創始者で絶大なカリスマ性を誇る掛け値なしの達人です
その宗家が唯一頭が上がらないのが奥様である女将でした
女将は認知科学や脳機能科学の勉強をされていて流派の最高顧問でした
私は元々タバコは吸わないので
「へー・・・」
と適当にあしらいました
内心
(どうでもいいじゃん。)
と思っていたからです
そのうち
似たようなどうでもいい小さな非難を始終聞かされているうちに
私の中で
(この人はこういったどうでもいい小さな非難を常に言い続けている人なんだ。
変な人。)
という認識になりました
自己愛性パーソナリティ障害(ナルシスト)は
愛着障害のため自己陶酔的な供給を搾取せずにはいられないのだそうです
自己陶酔的な供給には2種類あるそうです
・ポジティブな自己陶酔的な供給
・ネガティブな自己陶酔的な供給
です
ポジティブな自己陶酔的な供給は
権威である人物から親しくしてもらったり特別扱いしてもらうことで得られるそうです
ネガティブな自己陶酔的な供給は
エンパス(共感力が高い人)を精神的に虐待することで得られるそうです
ちなみにナルシストと言っても
自己愛性パーソナリティ障害を指す場合ルックスの良し悪しは全然関係なさそうです
ある時
「当流派の指導員は全員女性であることが望ましい。
何故なら稽古生の安全が第一だから。」
女将が公の場でそう主張し出したのです
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