アドラー心理学VS自己愛性パーソナリティ障害(ナルシスト)13ガスライティングへの対処

ガスライティングは自己愛性パーソナリティ障害の代表的な虐待戦術です

ターゲットを発狂に追い込み

時には自殺にまで追い込む残忍で狡猾な見えない精神的虐待です

自己愛性パーソナリティ障害は虐待サイクルの第一段”階理想化”で

ターゲットに高評価を与え

ターゲットが自己愛性パーソナリティ障害に依存するように仕向け

ターゲットを精神的に束縛拘束出来たら

虐待サイクルの第2段階脱価値化に進みます

脱価値化で主に使われる戦術がガスライティングです

ガスライティングは

見えない攻撃

透明な攻撃

です

まず立証しづらい細かい虐待を繰り返し繰り返し行います

ターゲットが我慢できずに

「やめてくれ。」

と伝えると

「勘違いよ。」

と否定します

「そんなことを言うなんて酷い。」

と猛攻撃して抗議を封じ込めます

「あなたの方がおかしい。」

と被害者と加害者を入れ替えます

DARVOと呼ばれる連続攻撃連環攻撃です

ターゲットは

自分の認識と相手の認識の違いによって

悪くすると認知的不協和に陥り

現実に認知機能の低下を招きます

ターゲットはミスを連発するようになり(加害者がそう仕向けます)

自分の判断に自信がなくなり

加害者(自己愛性パーソナリティ障害)の言う事を信じるようになり

加害者(自己愛性パーソナリティ障害)に依存するようになり

加害者(自己愛性パーソナリティ障害)に服従するようになります

ターゲットに選ばれる人間とターゲットに選ばれない人間がいます

ターゲットに選ばれる人間は

エンパス(共感力が高い人間)です

共感力が高いことは素晴らしい価値のある特質で捨てない方が望ましいですが

残念ながら自己愛性パーソナリティ障害にとって操作しやすい人間でもあるのです

では

どうすれば

価値のあるエンパスでありながら操作されにくい人間

になれるのでしょうか?

アドラー心理学における

課題の分離

認知論

が有効かと思われます

「勘違いよ。」

というのが仮に本音だったとしても

それはターゲットの課題ではありません

事実はターゲットが

(やめて欲しい。)

と感じているという事であり

それを伝えたに過ぎません

相手の認知がどう受け止めたかは

ターゲットの課題ではありません

従って

否定されてもひるむ必要はありません

アドラーの認知論によれば

人はお互いに認知が異なる

これが大前提なのです

「私がやめてくれと伝えたこの行為をやめる気はないということですか?」

と事実を詰めて行けば良いだけなのです

連続攻撃連環攻撃は初手を封じ込めれば封じ込めます

空手の自由組手と同じですね。

私の空手の二人目の師は

「・知るというレベル

・分かるというレベル

・出来るというレベル

はそれぞれ全然違うレベルだぞ。」

とよく仰っていました

アドラー心理学は知るだけで十分なのでしょうか?

いえ

アドラー心理学を実践出来るレベルになってはじめて

自己愛性パーソナリティ障害に対する自己防衛術として使えるのではないかと考えます

アドラー心理学を実践出来るレベルになりたい

それには

日々の実践とフィードバックが必要ではないでしょうか?





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