アドラー心理学VS自己愛性パーソナリティ障害(ナルシスト)7アドラー心理学

先ずは”課題の分離”から私たち夫婦はアドラー心理学を具体的に実践し始めましたが

一方で

具体を一目散に突き進むと微妙にそれてしまい全体としては迷子になりがちです

旅の前に地図を手に入れるように

予めアドラー心理学の全体像をザックリ抽象的に眺めておくことも大事

と私は考えました

アドラー心理学の全体像に関しては色んな考え方があるかと思いますが

私が把握しやすかった

アドラー心理学の全体像は

・3つの技法

・5つの理論

・1つの価値観

という3本柱の全体像です

私はアドラー心理学の専門家ではありませんが

素人なりの理解力で説明させていただきたいと思います

3つの技法とは

・課題の分離

・ライフスタイル(性格・信念・価値観・認知バイアス)分析

・勇気づけ(「ありがとう。」を言う事ですね)

です

5つの理論とは

・主体論(自分が自分の人生の主人公で監督であり人生の全てを決定している)

・目的論(原因があって結果としての行動があるのではなく目的があって手段としての行動がある)

・全体論(要素に分解して無機的に考えてもダメで全体で有機的に考える)

・認知論(人は皆異なる認知バイアスを持ちそれを通して自己と世界を認知している)

・対人関係論(すべての悩みは対人関係である)

です

1つの価値観とは

・共同体感覚(他者信頼と他者貢献と自己受容を感じられる居場所がある感覚が幸福感)

です

自己愛性パーソナリティ障害(ナルシスト)が

ターゲットに選ばない人間とは?

コントロールしづらい人間の精神構造とは?

それはアドラーが考えたこの様な精神構造だ。

と私は思ったのです

そして

自己愛性パーソナリティ障害(ナルシスト)やフライングモンキーの精神構造は

アドラーの考えた幸せになれる精神構造の

真逆

を行っているように見えます

たとえば

3つの技法の真逆

・介入・依存・癒着

・家訓・家族神話

・賞罰教育

5つの理論の真逆

・奴隷根性・決定論・運命論・カースト制度

・原因論

・要素論

・客観主義

・精神内界論

1つの価値観の真逆

・権力のピラミッド・パノプティコン

などです

これは縦の関係に生きる人には普通の精神構造と言えるでしょう

そしてこの普通の人の持つ幸せになれない精神構造は

戦後教育によって培われた

と言えるのではないでしょうか?




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