アドラー心理学VS自己愛性パーソナリティ障害(ナルシスト)5嫌われる勇気

何故?境界の設定は困難なのでしょう?

境界の設定は嫌われる勇気そのものだからです

人間は依存症として生まれてくる動物です

親特に母親は共依存となって赤ちゃんの世話に没頭する必要があります

そうして健全な愛着が育まれると考えられています

その関係はお互いにとって心地良いため

いつまでもいつまでも依存共依存関係を維持してしまいたいのです

しかし

それではマズい

何故なら

親は子供より先に死ぬからです

親は生きているうちに子供を

自立

させる必要があるのです

いつまでも依存共依存関係でいるとそれは

癒着

という不適切な関係になってしまいます

母子癒着

などと聞いたことがあるのではないでしょうか?

愛とは何か?

「愛とは自立支援の技術である。」

アドラーは言いました

アドラー心理学は「使用の心理学」です

実践的なのです

「7歳までは神の内。」

昔の日本人は

「7歳までは目一杯お世話を焼いて良い。」

と考えていました

7歳までは依存共依存を続けて良いと考えていたのでしょう

逆に言うと

8歳からは子供の自立性を育む方向に子育てを確実にシフトした

と言えるようです

そして

女子なら13歳

男子なら15歳

までに自立させることを目指したそうです

今でいう

エンパワーメント(権限委譲、権限付与による自信付与)

ですね

しかしながら

TVなどの影響でしょうか?

現代では多くの人間が

「愛とは依存共依存関係である。」

と勘違いして

「生涯依存共依存関係で良し。」

としているのではないでしょうか?

つまり

大人も子供も自立出来ていない人がほとんどなのだと思います

自立は自活とは違うのです

では

どうすれば自立への一歩を踏み出せるのでしょうか?




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