空手の受け技で大事なのは構えであり
先ずは自由空間の確保が目的と言いました
「言うは易し行うは難し。」
キックボクサーやフルコンタクト空手選手の回し蹴りを相手に
構えを維持し空間を確保するのは実に大変です
2つ目の流派のアラフォー最高師範七段は
10代のフルコンタクト空手選手と年越し稽古で自由組手をして
ガードした前腕を蹴り折られました
なんとなく構えていても空間を確保するのは不可能なのです
争力と呼ばれる稽古などにより構えの内圧を有り得ないレベルまで高めておかねばなりません
立ち方も居着いていてはもろに威力をもらってしまいます
私が柔道の稽古をしていた頃に
自然体に立つ
を研究していて辿り着いた
瞬間的に逆腹式呼吸法と膝の抜重を合わせる事
で
脱力による信じられないほどの重みと居着きの無さを両立出来る立ち方
を使いこなせるようになって
ようやくその場で逃げずに受けることが出来るのです
空手における構えが容易ではないのと同じで
心の境界の設定も実に容易ではありません
コメント