縄鏢

縄鏢は中国武術の軟兵器の一つです。

諸説あるようですが、3.4mほどの縄の一端に手裏剣を結びつけた暗器です。

私は中国武術は素人ですが独学で九節鞭を研究し始めていたので

その延長上で流星錘や縄鏢にも興味を持ったのです。

まだ研究し始めたばかりですがとても興味深いです。

歴史的には、棒手裏剣を回収出来るようにして繰り返し投げれるように編み出された武器の様ですが

現在、技術的には、九節鞭の技術の発展応用かと思われます。

棒手裏剣より技のバリエーションが格段に増えたのです。

九節鞭をストレートの時に伸縮出来るように改善している

と見ることが出来るかと思います。

3.4mあれば大抵の長槍や薙刀にもリーチで勝っています。

もちろんもっと長い物も簡単に作れます。

私は先に1.4mの九節鞭を入手して練習を始めていたので

登山用ロープを2m足して縄鏢として使っています。

普段はロープを九節鞭の柄に巻いて滑り止めにしています。

こうすると携帯性がほぼ九節鞭のままです。

本来の九節鞭の携帯はまとめて片手で握り込むというものですが

私は

”””最初に受けありき”””

で考えているので

左右のポケットに分けて腹前だけ渡して携帯しています。

こうしておくとある程度の長さがあるので

両手で張れば受ける事が可能と考えたのです。

九節鞭プラスロープだと

本来の縄鏢に比べて

途中が重過ぎ先端の鏢が軽過ぎてチョット扱いづらい感じがあります。

鏢を重い物に換えればバランスがマシになるかと思われます。

しかし下手糞なうちは鏢が重いととても危険なので

今はこれくらいが丁度良いのかも知れません。

本物は鏢が重いうえ鏢の先が尖っているので大変に危険なのです。

ひとり練習で4にかねません。

縄鏢は九節鞭より長い分、技のバリエーションが大変豊富です。

特に体幹に巻き付ける技が印象的で面白いですね。

西欧では縄鏢や流星錘の技はファイヤーショーに応用して使われるほどです。

もちろん、技のバリエーションの多さと実戦性の高さはイコールではありませんが

縄鏢も楽しそうなので

これから一つづつ習得して行こうと思います。

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