現代社会と愛着障害

現代の精神疾患のほとんどは

根本にあるのは愛着障害だと言われています。

愛着障害を減らせば精神疾患は激減すると言えるでしょう。

愛着障害とは

乳幼児と養育者(主に母親)との間で愛着が上手く築けなかった事で生じる障害です。

この愛着不全によって愛着障害が生じるのです。

愛着不全が起こるには色々なケースがありますが

私が注目したのは

養育者がころころ変わる

というケースです。

何故

幼児虐待

のような極めて危険なケースに着目するのではなく

養育者がころころ変わるという地味なケースに着目したかというと

このケースは現代日本人のほとんど全ての家庭で起こっている

と言っても過言ではないと思ったからです。

多くの母親は

幼児虐待やネグレクトなどせず

死に物狂いで子育てと仕事の両立に取り組んでいると思われます。

どんな仕事でも仕事は甘いものではありません。

仕事と両立させるためには

子育てを、実家の親や夫や義理の親や家政婦や保育園などにも分担するかと思われます。

それは無理からぬことです。

こうしてなるべくして愛着不全が生じます。

こうしてなるべくして愛着障害が生じます。

こうしてなるべくして精神疾患が生じます。

日本人は世界でも幸福感を感じられない国民だそうです。

それはそうです。

まともな愛着が形成出来ていないのですから。

では何故?

国は

愛着障害の原因である愛着不全問題を解消するべく

子育て支援に真に有効になるだけの力を入れないのでしょうか?

愛着障害が多い方が国にとって何か都合が良いのでしょうか?

もし何か都合が良いのだとしたら何が考えられるでしょうか?

国にとって最重要なのは恐らく金でしょう。

平時においてはマネーシステムの保全が重要でしょう。

マネーシステムが順調に回り続けることで

永続的に税金という名のピンハネが出来ます。

愛着障害が増えるとマネーシステムにとって何か良いのでしょうか?

良いと思われます。

頼るべき寄る辺である愛着が壊れてしまっている人は一体何を頼るでしょうか?

金かな・・・

コメント

タイトルとURLをコピーしました