不登校問題決定版8

不登校児の兄弟姉妹への配慮

不登校児の兄弟姉妹つまり登校をちゃんと続けている兄弟姉妹への配慮を大事にしましょう。

親はどうしても心配が勝ってしまいがちです。

問題を起こしている方に注目してしまいがちです。

一方

子供は親の注目を集めたいものです。

例え問題を起こして自分の人生に傷がついてしまっても

親の注目を集めることが出来れば

その子にとっては成功体験。

という事ですね。

少なくとも無意識はそう考えていると言われています。

一方で

ちゃんと登校して頑張っている子も親に注目されたいのは同じですね。

親が登校を大事だと考えているなら

ちゃんと登校して頑張っている子の方をより多めに注目した方が良いわけです。

不登校児の方は基本パッシブ対応が望ましいのです。

マザーテレサは

「愛の反対は無関心です。」

と喝破しました。

人は愛されたい生き物です。

逆に言うと

人は無関心を嫌がる生き物です。

つまり人はパッシブ対応されるのは嫌なのです。

不登校になった事でパッシブ対応されたら

(この状況は嫌だなあ。)

と感じる訳です。

私たち夫婦は愚かにも逆でした。

心配に負け不登校児の妹ばかり注目してしまったのです。

頑張っていた兄には安心しきって注目せず

逆に淋しい思いをさせてしまったのです。

兄が不登校に流れなかったのは奇跡と言えます。普通流れます。

不登校の方が大事にされるように見えるのですから。

本当に申し訳ないことをしたと思っています。

「ごめんね。馬鹿な親で。」

親が心配に支配されるのは、善人だからではなく愚者だからです。

心配は自分の心の中だけで処理しなければなりません。

心配に踊らされて周囲に影響を与えてはなりません。

(こんなに子供の心配をしている自分は、なんて善人なんだ。)

などと自分に酔っていたら

ましてや世間にアピールしていたら

心配に踊らされたままなのは当たり前です。

馬鹿なままなのは当たり前です。

こんなところからも

不登校問題は、家族の病が一番弱い所に出たモノ

だという事が分かります。


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